部活動をしたり検定を受けたりすることは、進学や就職時にアピールポイントになりますが、
発達障害があると日常の学校生活や学習で手一杯になってしまい、おろそかになりがちです。
ですが、学校の勉強以外の活動は視野を広げるきっかけにもなりますし、いつか自己PRを書く時に、
自信を持ってアピールできます。
療育の一環として見れば、とても有意義だと思います。
経験値を上げるために
いろんな所に行き、たくさんの人に関わる
小学生の頃、たくさんの経験をさせようと、公立公園のイベントに家族でよく参加しました。
「県立○○の森公園」のような所でやっている、自然観察イベントや、アウトドア系イベントです。
みんなでピザを作ったり、流しそうめんを竹から作ったり、鳥の巣箱を作ったり。
公立公園のイベントは、準備を全部してくれているし、費用も安く、おすすめです。
いろんな所に行きたくさんの人に会って、教えてもらったり助けてもらったり、様々な体験をしました。
成功体験を重ねる、いろんな場所にいく、まさに「経験値を上げる」ことを考えました。
英検・漢検のすすめ
小学生の高学年の頃から漢検にも挑戦しました。
これは、高校受験までに「初めて行く教室で」「試験終了まで外に出ず」「試験を受ける」という
経験をして、徐々に慣れていくようにと考えたからです。
もちろんこれも「成功体験」が大切なので、高学年でも10級(小1の漢字)から。
検定中の途中退席は再入室ができないのですが、トイレが近い次男、それも慣れるためもありました。
全部書き終わって見直ししてから、試験官に伝えて退室するなど、教える必要がありました。
また、中学に入ってからは毎年英検を受験しました。
英検と漢検は3級を取得しておくと、高校受験で加点される学校があり、有利です。
また、就職の時にも履歴書に書ける資格なので、3級取得をおすすめします。
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華々しい成績はなくてもいい
部活動を続けていますか?
就活の時、運動系の部活動を続けてきたことは、確実にアピールポイントになります。
高卒での就職の場合、活動が大学ほど自由ではないため、どうしても部活動が着目点になりますね。
ここで考えたいのは、運動系だけが有利なのか、ということ。
決して運動系部活動だけが注目されるわけではありません。
文化系部活動も、文化祭やコンクールに向けて、みんなで力を合わせて活動した、ということが
実績になり、受験や就活でPRできる強みになります。
華々しい成績や受賞経験だけが実績ではなく、負けたことも挫折も経験と実績なのです。
何より「続けた」ことがアピールポイントになるのです。
ゆるゆるスポーツなら続けられる
次男は「チームワークを求められるスポーツ」は部活動を含め、全くできませんでした。
小学生の頃、長男と同じ野球チームに入りましたが、数ヶ月でやめました。
コミュニケーションが必要で「相手のことを考えて動く」ことができないんですね。
そこでスイミングスクールに通うことにしたのが、小6の時。
水泳は個人プレーです。
それでも、部活動だと部の事を考えて動く必要がありますが、スクールなのでそれもない。
週に1日、1時間だけ。高校卒業まで続けました。
大会を目標にするわけでもなく、ただ「好きだから」で続けましたが、体格も良くなるし、
忍耐強く続けられる、ということを自己PRできました。
がんばった人は歓迎される
運動系文化系にかかわらず部活動でがんばったことは、評価されます。
部活動でも習い事でもアピールポイントになりますし、華々しい成績が必要な訳ではありません。
その中で、努力したこと、工夫したこと、積み重ねたことが自分の強みになるのです。
学生時代を振り返った時、何をして、どう成長したかをアピールできるようにしておきましょう。

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